広告デザインコラム

  • ユニバーサルデザイン入門|わかりやすい印刷物のつくり方

    武田 知也

    ユニバーサルデザイン(UD)とは「universal=普遍的な」の言葉が示す通り、文化・言語・国籍や年齢・性別・能力などの違いに関わらず、できるだけ多くの人が利用できることを目指した設計(デザイン)のことです。 建築物やその設備、製品や情報などさまざまな分野で取り組まれています。 ユニバールデザインの提唱者 アメリカのノースカロライナ州立大学ユニバーサルデザインセンターのロナルド・メイス氏によって、1985年に提唱されました。 バリアフリーとは違うの? ユニバーサルデザインがあらゆる利用者を対象にしているのに対し、バリアフリーは高齢者や身体障害者といった対象に限定した設計(デザイン)であることが、ユニバーサルデザインとバリアフリーの異なる点です。

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  • WEB

    WEBフォントについて学ぼう!メリットと注意点を解説

    武田 知也

    Webフォントが使えるようになる以前は、Webサイトは端末にインストールされているフォントに依存していました。 CSSを使いフォントを指定することは可能でしたが、一般的な端末にインストールされているフォントは数が少なく、製作者の指定したフォントがない場合は代替フォントで表示されます。 つまり、Webサイトのフォントはユーザー環境に左右されて、製作者の意図しないデザインに表示されることがあったのです。 この問題を解決するために作られた技術がWebフォントです。 サーバー上にあるフォントファイルから、Webデザイナーが指定したWebフォントを読み込んで表示するため、どのデバイスでも同じフォントで閲覧することができるようになりました。 今回はWebフォントのメリットと注意点について解説します。

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  • テレワークに名刺は必要?ビジネス名刺のメリットと基本ルール解説

    武田 知也

    リモートになって名刺は不要になった? コロナ禍の影響でZoomなどを使ったWeb会議が一般的になり、名刺交換をする機会が減ってきたと感じる方も多いのではないでしょうか。 コロナ禍前のビジネスシーンでは当たり前だった名刺交換はなくなり、今後ビジネスにおいて名刺は不必要なツールになっていくのでしょうか? 名刺は身分証 名刺に対しては以前より、紙の無駄遣い、管理するのが手間、SNSがあるから必要ない、など「名刺不要説」を唱える方も一部にはいます。 確かに名刺がなくても、SNSなどを活用すれば連絡を取る方法は他にも存在します。 しかし名刺交換の機会が減って以降、 ・Web会議の議事録を書く際に会議に参加していた方の名前の漢字がわからない ・書類を送るのにどの営業所に送っていいのかわからない ・再度連絡を取りたいと思っていた相手のメールアドレスがわからない といった問題が度々起こることはないでしょうか。 名刺はビジネスを行う上で必要な情報が掲載された、身分証代わりになっているのです。今後はたとえWeb会議であっても、オンライン上でデータ化された名刺を渡すのもひとつの手段として考えられます。 名前、住所など基本情報以外にメールアドレス、SNSアカウント、ウェブサイト等情報が多義に渡る今こそ名刺は有用なツールです。 また、人は感覚的に紙媒体の名刺に信頼感や安心感を感じます。 紙媒体による感覚マーケティングとは?

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  • 名作コピーから学ぶ|印象に残る面白いキャッチコピー7選

    武田 知也

    「名作コピーから学ぶ」シリーズ第3弾。 今回は思わず人に教えたくなるような、面白いキャッチコピーをご紹介します。 「むかし、CMで流れてたよね!」と思い出すような、印象に残る名作揃いです。 「名作コピーから学ぶ」シリーズ 名作コピーから学ぶ センスのあるキャッチコピー7選 名作コピーから学ぶ|ファッション&化粧品キャッチコピー7選 広告におけるキャッチコピーの役割と種類 イメージコピー 企業やサービス・商品のイメージを定着させる。ブランディングをする際に使用する。 セールスコピー 商品を売り込む文言。購買や登録などを今すぐ行動させるために使用する。

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  • 【無料・脱Adobe!】2021年版Photoshop・Illustrator・Xdの代わりに使えるグラフィックソフトウェア

    武田 知也

    「デザイナーに頼むほどではないちょっとしたレイアウトを組みたい。」 「ブログやニュースにアップする写真をトリミングしたい。」 「見やすくて洗練されたプレゼン資料をつくりたい。」 お客様とのヒアリングの中で、日常業務に画像編集やデザインが必要な場面が増えてきた話しをよく耳にするようになりました。 画像編集、デザインレイアウトソフトと言えば、Adobe社のPhotoshopやIllustratorが有名ですが、高価な上にサブスクリプション方式のため、購入するのには抵抗がある方も多いのではないでしょうか? 今回はAdobe Photoshop、Illustrator、Xdの代わりに使える無料グラフィックソフトウェアをご紹介します。 脱Adobe・脱サブスクリプションと考えるている方にも参考になると思います。

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  • 印刷用紙の基礎知識と紙の紹介

    武田 知也

    印刷会社の紙見本なんかを見ていると、紙の種類の多さに驚きます。 今回はその中でも一般的によく使われている基本的な印刷用紙3種類と、アラベールやヴァンヌーボといったデザイナーに人気の印刷用紙3種類をご紹介します。 印刷用紙の種類や厚さなどの基礎知識も合わせて解説していますので参考にしてみてください。

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  • 名作コピーから学ぶ|ファッション&化粧品キャッチコピー7選

    武田 知也

    「名作コピーから学ぶ」シリーズ第2弾。 今回はファッション&化粧品に使われた、名作コピーや最新広告の中から魅力あるイメージコピーを7つご紹介します。主に女性をターゲットにしたコピー集めました。 第1弾はこちら 名作コピーから学ぶ センスのあるキャッチコピー7選 広告におけるキャッチコピーの役割と種類 イメージコピー 企業やサービス・商品のイメージを定着させる。ブランディングをする際に使用する。 セールスコピー 商品を売り込む文言。購買や登録などを今すぐ行動させるために使用する。

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  • パンフレット制作おすすめデザイン 制作実績5選のご紹介

    武田 知也

    会社案内や製品案内、ガイドブックなどのパンフレットは、制作する機会の多い印刷物です。 チラシやDMに比べてページ数も多くデザイン形状も多種多様なため、どこから手をつけていいか分からない制作担当者も多いのではないでしょうか? 今回は、京都広告デザイン.comの制作実績からパンフレットにおすすめのデザインをご紹介させていただきます。

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  • ブランド戦略とは?|メリットと企業成功事例3選

    武田 知也

    「ブランド」と聞くと、高級なファッション製品やロゴが思い浮かぶかもしれませんが、この言葉の定義を簡単にまとめると、製品やサービス、含め企業やメーカーに対して消費者が持つ「共有イメージ」のことです。 企業の販促・マーケティングにおいて、「ブランド戦略」「ブランディング」は、一般的な言葉だからこそ定義を理解しないままに、「高級感」などの施策の話しを先行してしまいがちです。 ブランドという言葉を理解し施策を行うことが、強い戦略を組み立てるために必要です。今回は「ブランド戦略」について解説していきます。 「ブランド」 ブランド(銘柄、英: brand)とは、ある財・サービスを、他の同カテゴリーの財やサービスと区別するためのあらゆる概念。当該財サービス(それらに関してのあらゆる情報発信点を含む)と消費者の接触点(タッチポイントまたはコンタクトポイント)で接する当該財サービスのあらゆる角度からの情報と、それらを伝達するメディア特性、消費者の経験、意思思想なども加味され、結果として消費者の中で当該財サービスに対して出来上がるイメージ総体。(Wikipediaより引用)

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  • 【今すぐ使える】伝わる企画書・プレゼン資料の3つコツ|PowerPoint・Keynote

    武田 知也

    「新しい生活様式」がはじまり、1年が過ぎました。 リモートワークやZoomMTGなどの言葉も定着し、今まで対面だったやりとりをオンラインで行うことも増えてきたのではないでしょうか? 働き方が変わったことで、今まで以上に重要になってきたものがあります。 それは「書き言葉」の力です。 オンライン上でも、会話の流れやニュアンスを読み取る「会話力」は必要です。しかし、オンラインミーティングの最中、ディスプレイに表示されているのは、話をしている相手の顔ではなく、PowerPointやKeynoteで作成された、企画書・プレゼン資料の共有画面ではないでしょうか? 話し言葉より書き言葉への変化はあらゆる場面で感じられるようになってきました。しかし、言葉を書く能力は一朝一夕で身につくものではありません。 今回はちょっと意識するだけでPowerPointやKeynoteの企画書・プレゼン資料が読みやすくなるコツを紹介します。 どれだけ優れた企画内容であっても、伝わらなければ価値がありません。 伝わる=読みやすさは、企画内容と同じぐらい重要です。

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