グラフィック
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文字組み基礎知識|美しいデザインをつくるために
文字組みとは、印刷物やウェブデザインの中で、文章や文書の文字を配置する技術や手法を指します。文字のサイズ、間隔、位置調整などを細かく行い、読みやすさやデザインの美しさを追求するための重要な役割です。 デザインに携わる人にとって、文字組みは単なる文章の表示ではなく、デザインの一部として考える必要があります。文字一文字が持つ形やリズムを理解し、それを最も魅力的に見せる配置を追求するのが文字組みの目的です。
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【2DCG・3DCG】コンピューターグラフィックスとは?活用方法と制作事例紹介
私たちの日常生活の中にあるゲームや映画、テレビ、ウェブサイトなど、多くの視覚的要素はコンピュータグラフィックスによって制作されています。 コンピュータグラフィックスとは、単に「CG」や「コンピュータアート」とも呼ばれており、デジタルアート、印刷物、ウェブデザイン、ゲーム、映画などで、あらゆる視覚メディアなどで使用されている画像を作成、表示、操作、保存する技術全般を指します。
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【フォントのはなし】書体・字体・フォントの違いとは?文字についての基礎知識
文字は、私たちが日々思考し、感じたことを具現化して他人に伝えるために必要不可欠な道具です。デザインにおいても、形やスタイルなど、使い方ひとつでさまざまな印象を人に与えます。 文字の起源は古代に遡り、最初の文字体系は紀元前3200年頃の古代シュメールにまでさかのぼることができます。以来、文字は文明の発展と共に進化し、言語を記録し、情報を伝え、知識を世代から世代へと継承するための手段となりました。 一言に「文字」と言っても、デザインや印刷物を制作していると、フォントや書体といった似たような意味の言葉や、行送り・歯のような専門用語が登場することでしょう。 今回のコラムでは文字の基本的な定義と違い、そしてそれらがデザインにどのように影響を及ぼすかについて解説します。
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Adobe Photoshopの最新AI 「Generative Fill(ジェネレーティブフィル)」の使い方解説
Generative Fill(ジェネレーティブフィル)とは、Photoshopに新たに導入された本格的なAI生成機能です。Generative=生殖力のある、生成的な+Fill=塗りつぶしという言葉の通り、プロンプトを入力すると、選択したエリアにある画像をAIが自然に生成してくれる機能です。
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インフォグラフィックの基本|印刷・ウェブデザインで活用する方法
インフォグラフィック(Infographic)とは、情報やデータを視覚的にわかりやすく表現したグラフィックデザインのことです。インフォグラフィックは、複雑な情報や統計データを、イラスト、図表、アイコン、色彩などのデザイン要素を使って、視覚的に理解しやすく伝える目的で作成されます。 インフォグラフィックは、さまざまな分野で利用されており、ビジネス、教育、広報、マーケティング、ニュースなどでよく見かけます。効果的なインフォグラフィックは、情報を短時間で伝えることができるため、ウェブサイトやSNSでの情報共有にも適しています。
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今年の流行色は?時代を反映する2023年カラートレンド
「流行色」という名前からして、いかにも流行っている色が取り上げられそうですが、実はこの流行色は2年前から決められているのです。 流行色は、世界14カ国が参加する色彩に関わる研究・発信を行う国際組織「インターカラー(国際流行色委員会)」によって決定されます。14カ国の中には日本も含まれています。 インターカラーによって取り上げられた数十色のトレンドカラーの中から、日本流行色協会(JAFCA)が、独自に実施する国内生活者の志向やマーケットの動向調査と、インターカラー情報をもとに、専門員会によって日本の産業に向けたカラートレンドを選定します。 インターカラー(国際流行色委員会:INTERNATIONAL COMMISSION FOR COLOR) 1963年に発足した、国際的な流行色を選定する機関。 加盟国 (2021年12月現在17ヶ国) アメリカ / イギリス / イタリア /インドネシア/ 韓国 / スイス / スペイン /タイ / 中国 / デンマーク / ドイツ/トルコ / 日本 / ハンガリー / フィンランド / フランス / ポルトガル
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言葉で画像を描き出す 画像生成AI「Stable Diffusion」とは?
大きな木のある並木通りに、未来的な建物が描かれた絵画。 車や木の緻密な描写、どこか未来的な雰囲気を感じさせながらも落ち着いたトーンでまとめられています。 この絵、実は画像生成AIを使いテキストだけで自動生成されたものです。 下の4人の女性の肖像画も同じ画像生成AIで描かれています。実在する人物をモデルにしたものでも、時間をかけて描かれた油絵でもありません。テキストを入力するだけで、ほんの数秒で完成します。 最近SNSなどでも話題の「画像生成AI」や「描画AI」。もうすでに利用されたことのある方は、その革新ぶりに驚いたのではないでしょうか。 カメラの登場が絵画の価値を変えたように、画像生成AIの登場は世界のルールを変えてしまいそうな程の存在感を放っています。 今回は今年8月に公開されたばかりの「Stable Diffusion」を作例とともにご紹介します。
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ブランドロゴに使われている定番フォント8選
ブランドを象徴するロゴデザイン。 企業やブランドの「顔」となり、ブランディングに絶大な効果を発揮する重要な存在です。 ロゴデザインの多くは、文字だけで構成されたシンプルなデザインでありながらも、ブランドを象徴する存在感を持っています。 それは文字の太さ、間隔など徹底的にこだわり洗練させているからです。しかし、そのベースとなっている書体(フォント)は、よく使われるフォントをベースに作られているのをご存知でしょうか? 今回は、ロゴデザインによく採用される定番フォントをご紹介します。 ▼ロゴデザイン・ロゴマークについてはこちらの記事も合わせてどうぞ 【ロゴマークとは】役割と重要性|ロゴデザイン制作実績5選 ▼フォントに関してはこちらの記事も合わせてどうぞ 【フォントのはなし】明朝体とは?|定番&おすすめフォントの紹介 【フォントのはなし】ゴシック体とは?|定番&おすすめフォントの紹介
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伝わるデザインの基本「デザイン4大原則」
デザインにおいて最も重要なことは何だと思いますか? 見た目が洗練されていること? それとも、色の組み合わせが美しいこと? 答えは、「情報が適切に伝わること」です。 デザインの目的は視覚情報を通し、見た人に適切な情報届けることです。見た目の美しさや色のイメージは「情報が伝わること」へのひとつのアプローチでしかありません。 色・フォント・イラスト・写真といった構成要素をただ単に並べただけでは、なかなか上手なデザインは作れません。デザイナーではない人にしてみれば、どのように配置するのが正解なのかが分からず、デザインに対して苦手意識を持ってしまいがちです。 そこで今回は「デザインの4大原則」を通して、より伝わる優れたデザインを制作するコツについて解説します。
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4月22日はアースデイ !地球について考えよう
以前のコラムで広告にSDGsを取り入れる必要性とその理由についてお話ししていますが、一般に環境にやさしい、エコロジーでサスティナブル、のようなSDGsの理念とweb上の広告は結びつきにくいのではないでしょうか。