【無料・脱Adobe!】2021年版Photoshop・Illustrator・Xdの代わりに使えるグラフィックソフトウェア

武田 知也

「デザイナーに頼むほどではないちょっとしたレイアウトを組みたい。」
「ブログやニュースにアップする写真をトリミングしたい。」
「見やすくて洗練されたプレゼン資料をつくりたい。」

お客様とのヒアリングの中で、日常業務に画像編集やデザインが必要な場面が増えてきた話しをよく耳にするようになりました。

画像編集、デザインレイアウトソフトと言えば、Adobe社のPhotoshopやIllustratorが有名ですが、高価な上にサブスクリプション方式のため、購入するのには抵抗がある方も多いのではないでしょうか?

今回はAdobe Photoshop、Illustrator、Xdの代わりに使える無料グラフィックソフトウェアをご紹介します。
脱Adobe・脱サブスクリプションと考えるている方にも参考になると思います。

Photoshop代替

写真編集、加工の使用をメインとしたAdobe Photoshopの代わりになるソフトをご紹介します。

PIXLR X/PIXLR E(ピクセラ)

Photoshopの代わりの画像編集・加工ソフトとして紹介したいのが、オンライン上で使うことができる画像編集ソフト「PIXLR」。エントリー向けの「PIXLR X」と、プロ向けの「PIXLR E」のどちらも無料で使うことができます。

「無料でつかえるPhotoshop」との評判通り、多機能な上にシンプルで使いやすい操作感ではじめての方でも簡単に使うことができます。

また、デザインテンプレートや、画像加工フィルターも豊富に用意されており、写真を使った本格的なデザインレイアウトを作ることが可能です。

PIXLR X/E 機能
・トリミング
・画像のリサイズ、回転
・色調補正
・シャープ、ぼかし、モザイクなどのエフェクト・フィルター
・テキスト挿入
・レタッチ(不必要な箇所を消す、変形させるなど)
・パス、図形などの作成
・塗りつぶし
・マスク、選択範囲の設定
・JPEG、PNGでの書き出し

など、Photoshopのツールとほぼ同じ機能の使用が可能

自動背景除去「PIXLR BG」もあります。

Adobe Photoshop Express

Adobeの無料写真編集ソフト「Adobe Photoshop Express」もインストール不要、オンライン上で使うことができます。

Photosopほどの機能はありませんが、トリミングや角度調整、周辺光量の調整など、必要最低限の機能が揃っています。
ワンクリックでAIが自動で背景を削除してくれる機能もあり、画像によって精度も高く便利なツールです。切り抜いた画像の背景の塗りつぶしも可能です。

Adobe Photoshop Express機能
・トリミング
・画像のリサイズ、回転
・色調補正
・レタッチ(ブラシで自動レタッチ)
・背景自動削除
・エフェクト・フィルター

Photoshop代替ソフトを2つご紹介しました。
もし、Macをお使いの場合はmacOSに標準で付属している画像ビューワーソフト「プレビュー」もおすすめです。簡単な色調補正や画像サイズ変更はプレビューだけで編集可能です。

Illustrator代替

GravitDesigner(グラビットデザイナー)

Adobe Illustratorの代替ソフト・ベクター画像の編集ソフトでおすすめなのが、デザイナー向けに開発された無料グラフィックツール「GravitDesigner」です。

オンライン版ダウンロード版から選んで利用することができます。
オンライン版ではWebフォントしか使えませんが、ダウンロード版では自分のパソコンに入っているフォントをそのまま使うことができます。
オンライン版の日本語書体は「Noto Sans CJK JP」と「M PLUS 1p/1c」あたりしか使えませんので、日本語を使用する場合はダウンロード版がおすすめです。

GravitDesigner(無料版) 機能
・ベクター画像の編集・加工が可能
・キャンバスの設定
・画像インポート
・図形
・テキストの追加
・JPEG、PNG、PDFでの書き出し
など、Illustrator基本機能とほぼ同じ機能を使うことができます。

基本機能は無料版・有料版に大きな違いはありませんが、有料版にすることでより多くの機能を使うことが可能です。

有料版機能として、クラウドストレージ容量が無制限、CMYK変換が可能、PDF解像度最大300dpiなど、GravitDesignerをメイングラフィックソフトとして使用する場合は有料版にアップグレードするとよいでしょう。

Adobe Xd代替

Figma(フィグマ)

「Figma」はAdobe Xdの代わりに使える、UIデザインやワイヤーフレームなどWeb・アプリデザインの作成時に便利なツールです。Webサイトの他デザインカンプ、プレゼン資料などを作成もできます。

こちらもオンライン上で使うことができ、インストールの手間がありません。

Figma 機能
・webサイトのワイヤーフレーム作成
・プレゼン資料の作成
・グラフィックデザインの作成
・複数人でリアルタイム編集が可能

Figmaの便利な点は、複数人で編集ができ、共有できる点です。会議の時や共同作業の際にリアルタイムで同じ画面を見ながら制作でき効率的です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

アプリケーションソフトウェアは、日々バージョアップ、新しい企業が登場し、毎年進化しています。
これらの便利なソフトが無料で、しかもオンライン上で使うことができるなんて驚きですよね!

今後も写真編集、グラフィックデザインの他、動画編集に便利な無料ソフトなどの情報をご紹介していきます。京都広告デザイン.comのコラムでは、広告やデザインに関する知識を毎週更新しています。ぜひまたご覧ください。

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