【動画広告】動画プロモーションの種類とSNS別の事例紹介
YouTubeやSNSの普及による動画マーケティングの拡大や、それに伴う動画試聴時間の増加を受け、プロモーションにも活用したいと考える企業や店舗も多いのではないでしょうか?
前回のコラム【動画マーケティング】ビジネスにおける動画活用のアイデアでも紹介したように、以前と比べて動画は私たちにとって身近なコンテンツになってきました。
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今回は動画を使ったプロモーションについて、事例とともにご紹介します。
動画広告の配信フォーマットの種類
インストリーム動画広告
YouTubeやTwitterなどのコンテンツで動画を試聴する前や後に流れる広告配信フォーマットのことです。
YouTubeの場合再生開始から5秒でスキップできるようにする、15秒以下の動画ならスキップ不可にするなどの設定ができます。
インストリーム広告には、広告が流れるタイミングによってさらに3種類に分けられます。
1.プレロール動画広告(プリロール動画広告):動画が始まる前に流れる広告
2.ミッドロール動画広告:動画の途中で流れる広告
3.ポストロール動画広告:動画が終わった後に流れる広告
インフィード動画広告
Facebook等のSNSやNEWSアプリなどのタイムライン(フィード)のコンテンツとコンテンツの間に表示される広告配信フォーマットのことです。
試聴側に自然に訴求ができ、ストレスを感じさせないのがメリットです。
インバナー動画広告
Yahoo!のトップページなどにあるバナー広告枠の動画バージョンの広告配信フォーマットのことです。ユーザーがサイトに訪れると、音声のない動画が自動再生されます。
動画サイト以外の広告枠のため、普段動画コンテンツに馴染みのないユーザーにも訴求できるのが特徴です。
インリード動画広告
ユーザーがWebページをスクロールして動画広告枠が画面に表示されたタイミングで動画が再生される広告配信フォーマットです。
エキスパンド型広告
バナー広告のひとつで、オンマウス時にバナーが拡大される仕掛けの広告配信フォーマットです。
エキスパンド型広告のようにWebページ上の他のコンテンツの上に覆い被さるように表示される広告のタイプをフローティング広告と呼びます。
バンパー広告
YouTubeの広告フォーマットのひとつです。6秒の動画で、スキップされないのが特徴です。
バンパー広告については【6秒動画】YouTubeバンパー広告とは?制作における3つのポイントと事例7選でも詳しく解説しています。
動画広告以外の動画プロモーション
ライブコマース
ECサイトとライブ配信を掛け合わせた販売形態のことです。インターネット上でライブ配信をしながら商品を紹介し物販を行うため、配信側と視聴者の双方向のコミュニケーションが可能です。
YouTubeチャンネル
世界中にユーザーがいるYouTubeのプラットフォームを利用した動画プロモーションです。YouTubeの月間アクティブユーザー数は世界で20億以上と言われています。商品やサービスの紹介、ブランドムービーなど動画を積極的に活用することができます。
デジタルサイネージ
屋外や屋内、公共空間・交通機関などのあらゆる場所で、ディスプレイを使い表示する電子看板や掲示板のことです。
ディスプレイの進化とネットワーク環境の普及により、さまざまな場所に設置されるようになったことで、ディスプレイを使った動画プロモーションも広がりを見せています。
SNS別・動画広告の事例
YouTubeの動画広告事例
ダンボール・ワン 採用広告
某RPGゲームを彷彿させる演出の採用動画です。この動画広告は配信開始から15日で15万回再生され、ブランド認知率が4.2%向上しました。
Twitterの動画広告事例
サントリーのノンアルコールビールテイスト飲料「オールフリー」の動画広告
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在宅ノンアル派!#オールフリー
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在宅時間をもっと楽しく!
昼に餃子がうまく焼けたらオールフリー!
あなたも、いいよ。飲んじゃって!他のシーンもチェックしてね! #菜々緒 https://t.co/fh7C7tGJhS pic.twitter.com/lgNKSvfEB9
— SUNTORY(サントリー) (@suntory) July 1, 2020
2020年7月の1カ月間で約70万回再生された、サントリーのノンアルコールビールのプロモーション動画です。餃子とビールの組み合わせが食欲をそそる映像がたまりません。
Instagramの動画広告事例
「無印良品」の商品紹介プロモーション動画です。ブランドイメージに合った落ち着いたトーンで、商品情報をシンプルにまとめて伝えているため、商品紹介動画であってもInstagramの中に溶け込んでいます。
facebookの動画広告事例
ANA(全日空)
【ANA Care Promise】空にも、新しい日常を。
コロナウィルス感染対策について約3分間のプロモーション動画です。ANA、空港利用者が安全に利用できるよう、ANA社長自らが出演し伝えています。
デジタルサイネージの動画広告事例
新宿東口3D巨大猫
新宿東口にある屋外ビジョン「クロス新宿ビジョン」の3D巨大猫は、ニュースなどで取り上げられて話題になりました。3D映像を使った動画プロモーションは話題になることも多く、今後注目が集まるコンテンツです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
情報量が多く、商品やサービスの紹介、ブランド認知にも有効な動画プロモーションですが、製作費がかかる、手間が多いなどのデメリットもあります。いくらプロモーションに効果的であっても、かけられるコストには限りがあります。まずはSNSを使った配信や拡散から始めてみてはいかがでしょうか。
動画のクオリティを重視する場合や継続的に行う場合は、専門業社に依頼するのもひとつの方法です。
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