テレワークに名刺は必要?ビジネス名刺のメリットと基本ルール解説
名刺のメリット
リモートになって名刺は不要になった?
コロナ禍の影響でZoomなどを使ったWeb会議が一般的になり、名刺交換をする機会が減ってきたと感じる方も多いのではないでしょうか。
コロナ禍前のビジネスシーンでは当たり前だった名刺交換はなくなり、今後ビジネスにおいて名刺は不必要なツールになっていくのでしょうか?
名刺は身分証
名刺に対しては以前より、紙の無駄遣い、管理するのが手間、SNSがあるから必要ない、など「名刺不要説」を唱える方も一部にはいます。
確かに名刺がなくても、SNSなどを活用すれば連絡を取る方法は他にも存在します。
しかし名刺交換の機会が減って以降、
・Web会議の議事録を書く際に会議に参加していた方の名前の漢字がわからない
・書類を送るのにどの営業所に送っていいのかわからない
・再度連絡を取りたいと思っていた相手のメールアドレスがわからない
といった問題が度々起こることはないでしょうか。
名刺はビジネスを行う上で必要な情報が掲載された、身分証代わりになっているのです。今後はたとえWeb会議であっても、オンライン上でデータ化された名刺を渡すのもひとつの手段として考えられます。
名前、住所など基本情報以外にメールアドレス、SNSアカウント、ウェブサイト等情報が多義に渡る今こそ名刺は有用なツールです。
また、人は感覚的に紙媒体の名刺に信頼感や安心感を感じます。
名刺に掲載する情報
1.氏名・ふりがな
名刺でもっとも重要な情報です。一番最初に目に入るよう、文字の大きさ、配置に気をつけます。
漢字だけでなく、ひらがな(ふりがな)、ローマ字も掲載しておきましょう。
2.会社名・法人名
会社名や法人名の記載があると名刺を受け取った相手は安心感を得ることができるでしょう。個人・フリーランスの方は屋号を掲載します。
略称ではなく正式名称を載せることも信頼感を増すポイントです。
3.部署名・役職
名刺を交換した相手に裁量権があるかどうか判断するポイントになるのが「役職」です。スムーズな取引を行うためにも、できる限りの情報を記載しておきましょう。
フリーランス・個人の場合は「WEBデザイナー」「ライター」など職業を記載します。
4.住所
郵便番号、都道府県、市町村、番地、建物名までもれなく記載します。
本社とは別に事業所がある場合、自分の勤めている場所がわかるようにしましょう。
5.電話番号
営業職など外出の頻度が高い場合は、会社や事務所の電話番号だけでなく携帯電話の番号を記載しましょう。
6.メールアドレス
重要な連絡手段です。ハイフンやドットなどが見やすいよう文字の大きさに注意して掲載しましょう。
7.ウェブサイト
自社サイトがある場合はURLを掲載します。レイアウトに余裕がある場合はウェブサイトのQRコードも一緒に掲載すると親切です。
8.ロゴマーク
ロゴマークは印象にも残りやすく、名刺デザインのアクセントになります。
9.SNSアカウント
会社の公式アカウントやビジネス用アカウントがある場合は記載します。
印象に残る名刺デザインとは?
名刺のデザインは限られた面積の中で行わなくてはいけません。情報を伝えながら、相手に好印象を残す名刺デザインの3つのコツを解説します。
デザインのコツ1「揃える」
レイアウトの基本は揃えることです。左揃え、中央揃え、右揃えから選んで文字位置を揃えることで、スッキリした見やすいデザインになります。
迷ったら左揃えがおすすめです。
デザインのコツ2「余白」
限られたスペースに文字を詰め込むと、どの情報が重要なのか分かりにくくなります。名刺において一番重要なのは「氏名」です。
文字の大きさや配置に迷ったら、まず最初に氏名の文字を大きく掲載し、余白を大きく取ることで、バランスの良いデザインができます。
デザインのコツ3「装飾」
初対面の相手に好印象に感じてもらえるよう、どのような印象を残したいかを考え、デザイン・装飾を行う必要があります。同じ情報を掲載していても、レイアウト、使用フォント、紙質、形状が異なるだけでずいぶん印象がかわります。
装飾はウェブ上にある多くのデザインサンプルを参考にするのがよいでしょう。
↑名刺の制作実績の一例
京都広告デザイン.comでは、京都の会社、店舗等の名刺・ロゴデザインの制作を手がけて40年の歴史があります。
制作実績に掲載している他にも多数の名刺デザインを制作しています。名刺デザインにお困りの方はお気軽にお問い合わせください。