広告・販促制作に活かそう!マーケティング・プロセスとは

武田 知也

パンフレット制作などを考えるときに、マーケティング戦略を検討することがあります。 その流れの基本をおさらいの意味も含めて、改めて見てみましょう。

マーケティングとは何か?

そもそも「マーケティングとは何か?」自体がいろいろな定義があります。
ここではマーケティングとは、
「顧客が必要とする商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその商品を効果的に得られるようにする活動」とします。

マーケティング・プロセスとは、マーケティング戦略の作成から実行までの流れのことを言います。 以下の流れになります。

1) 環境分析

競合調査、市場調査などです。
どの分野で必要とされるか、強みを生かせるか、良い市場を見つけることを目的として行います。

2) セグメンテーション

不特定な人々を、同じニーズや性質を持つグループに分類すること。 広告展開では、全体の人々に対して広告宣伝をすると、コストもかかり効果も減少するといわれています。

3) ターゲティング

どのようなユーザーをターゲットとするか。
セグメントで行った分類で自社の強みが効果を発揮しそうなグループを選定します。
特定グループ向けに広告展開を行うことが効果的な方法となります。

4) ポジショニング

顧客や市場に対して、自社商品やサービスをどのように位置づけるか?を明確にします。
競合の中での位置や、社内の複数製品の中での位置、それぞれの位置づけを明確にすることがポジショニングとなります。
どういう位置づけになりたいかも含めて検討するものです。

5) マーケティング・ミックス

4Pといわれる以下を構築して、販売計画を練ります。

製品 :Product
価格 :Price
流通 :Place
プロモーション :Promotion

6) マーケティング戦略の実行と評価

実行した戦略の効果を検証していきます。

いかがでしたでしょうか。ちょっと聞き慣れない用語などもあり、馴染めない方もいるのではないでしょうか。

マーケティングは奥深いところもあるものですが、まずは基本から抑えて少しずつでも取り組んでいくことで、効果が生まれます。 またマーケティング施策の情報も発信していきたいと思います!